2017年04月11日

整備あるある「仕上がりに何を望むか」

仕上がり(完成というものを)をどこまで気にすればいいのかって事です。
「50円の部品で悩む日々」
整備をやってるとほんとよくあることです。
作業を進めるうえで写真のような状態のボルトがよくあります。錆びてます。

_20170329_172141.jpg
これはインシュレーターの短い方

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ブレーキリザーブタンクキャップのビスですね。ここまで錆びたらさすがに再使用はできませんが

このまま作業を進めて組んでしまえばお客様はわかりません。
それに再使用しても各機能の性能には全く影響がありません。
ようするにこちら側(整備をする人間)が、どう判断するかです。このような状態のものを再利用するのがすごく嫌で、私の判断で交換してしまいます。
また、こういうのって納車前日での軽作業で気付いたり、待ちの作業で気付いたりというのが多くて、たった1個のボルトを注文するためにお預かり延長又は再度来店をお願いすることなってしまいます。
そこでこういう錆などが気になった部品はどんどん在庫を確保するようにしてます。
ボルト・ナット・ワッシャー・クランプなど種類もかなり点数は多いので、欠品しないようにも気をつけてないといけません。

そこまで必要ないのかも?しれませんが、30万も40万円もかかった整備なのに、たった50円の錆びたボルトがあちこち再使用されているとしたらは皆さんどうなんでしょう。
考え過ぎないようにはしてますが、悩ましいですねぇ

ラベル:NSR250R
posted by ME at 22:45| 作業日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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